2018年1月18日木曜日

1月17日の手紙



「パパ  ありがとう
ないてないてなみだが止まらないよ

パパも元気出して
これからの生活を楽しもうね」



初めての父からの長い返事に喜んだ
母からの手紙

おばちゃんもお見舞い来てくれていて
一緒に喜んでくれた

母の字  大分読みやすくなってきた

声も大きくなってきた

もうすぐ父に会えるかな


今日はまた
父は部屋にこもったきりだけど

寝てる日と起きてる日が
半々くらいになってきたら
確率も50%に上がるかな



今日母は  病室に私が着くなり
「おひとりですか」
と言った

昨日の返事読んじゃったら
そりゃ期待しちゃうよね


きっとあともう少しで会えるけど
期待しないでのんびり待とう


2018年1月17日水曜日

1月16日 父 手紙の返事を書く



二日間ろくにごはんも食べず
寝込んでいた父が
今朝は元気に起きてきた

前によくあったパターンの
 躁状態でもなく
落ち着いた様子で
「昨日はごはんを食べれなくてごめんね」
と言った


普通に朝ごはんを食べて
いつもの眠気も訴えず
昨日の母からの手紙を読んで
「お母さんからの手紙は
仏様からの手紙だと思って読んでるよ」
と言った


そう言ってすぐに
手紙の返事を書き始めた

手紙の返事なんて
今まで一度も書こうとしなかった

今までもらった分の全部を返すように
長い長い返事を書いた



母が倒れてから
一ヶ月ちょっと
毎日父を見てきたけど
こんなに元の父を感じられる日はなかった

母の逃避かと思ってしまったことも
私自身の逃避の気持ちの色眼鏡で
そう見えてしまったようで
昨日の母は  ちゃんと未来のことを
みんなが良いと思われる形で
考えてくれていた



父も母も  辛い思いをしながらも
思いやりの気持ちを取り戻してきてくれている

私はふたりの中にも仏様がいることを
いつも覚えておこうと思った


2018年1月16日火曜日

1月15日 手紙紛失



リハビリの時間に
手紙を書いたという母

父と私に宛てた手紙だったそう

ピンクの薄い紙
その辺にあるよ
と言うけど
どこを探してもない


こういうことが  時々ある

母の頭の中で繰り広げられる現実

一応付き合ってあげている


でも  ほんとの現実の話をしようとすると
意識的にか無意識か
さらっと違う話をしてきて
私には付き合ってくれない母

母の未来は私の未来でもあるんだけど
言われたくないことから
逃避しているようにも見える



未来が見えてこないと
それとも見えてるからか余計に
村が恋しくなる

窓からは木と空しか見えない
山の中の家

大好きでずっと一緒に暮らしたかった人達



考えてもどうにもならないことを
考えたって悲しいだけだな

今ここに既にある良いことに
ちゃんと目を向けなきゃあ